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遺族のマナー
準備の際のマナーと心得
- 葬儀の形式
- 葬儀の形式は、故人様が信仰していた宗教があれば、それを尊重するようにしましょう。
信仰がない場合は、一般的な仏式か自由な形式などを話し合って決めましょう。
参考までに、日本の葬儀はおよそ80%が仏式で行われています。
- 葬儀の日程
- 親戚が遠方などにいる場合は、都合を考えながら日程を決めましょう。
「すぐにしなければならない」と思いがちですが、2日ほど猶予があるほうが、きちんとしたお別れができます。
- 葬儀の場所
- 葬儀の場所としては自宅、寺院、葬儀場などがあります。
葬儀社のアドバイスを聞きながら、色々な提案をもらいましょう。
間違いが起きないように、きちんと決まってから関係のある方達に連絡するようにします。
- 葬儀の場所、日時の連絡
- 全員に一人ずつ連絡するのは無理なので、親しい人に連絡して、そこから次へ連絡してもらうようにします。
但し会社の上司やお世話になった人などには、直接連絡するようにしましょう。
- 喪主を決める
- 喪主は故人様の連れ合いがなり、存命で無い時は、その家の長男が勤めます。
ご高齢の場合も喪主として名前を出されたほうが良く、実際の仕事は遺族・親族でまかなうようにします。
※喪主の例
夫婦の一方が死亡したとき・・・配偶者
親が死亡したとき・・・長子
なお、未成年者が喪主の場合は、親族の一人が後見人になります。
故人様に縁者がおらず、友人などが喪主の代わりを務める場合は、喪主ではなく「施主」とされるのが良いでしょう。
喪服
- 男性
1.和装
羽織・・・黒羽二重染め抜き五つ紋
袴 ・・・仙台平か博多平
帯 ・・・角帯
足袋・・・白か黒
草履・・・鼻緒が白か黒のもの
2.洋装(最近では、略礼服が多くなっています。)
スーツ・・・ブラックスーツ ネクタイ・・・黒 シャツ・・・白 靴・靴下・・・黒
女性
1.和装
着物・・・黒無地染め抜き五つ紋付き(冬=羽二重か一越ちりめん、夏=平絽か、紗)
下着・・・白
半襟・・・白
帯 ・・・袋帯の黒無地
帯締め・・・黒
帯揚げ・・・黒
足袋・・・白
草履・・・黒
バッグ・・・黒
2.洋装
黒無地のアフタヌーンドレスが正装ですが、黒無地のワンピーススーツ・アンサンブルでも用いられます。
夏でも長袖を着用し、肌が透けるものはできるだけ避けます。
ストッキング・・・黒 靴・・・装飾の無い、黒 アクセサリー・・・一連の真珠(できるだけ控えます)
通夜でのマナー
- 席次
祭壇に向かって右側が遺族、親族です。喪主から故人様との血縁が深い順に座ります。
弔問客への対応
喪主や遺族は、弔問時間帯に故人様の遺体のそばから離れないようにし、出迎えや見送りはしません。
遺体のすぐ近くにいて弔問客に丁寧に返礼し続けるようにします。
火葬のマナー
- 「火葬許可証」を必ず持参します。(手続きは葬儀社が行ってくれます。)
棺の中にいれてはいけないもの
ビン類(火葬中に爆発する恐れがあります)
ガラス(空きビン含む)、鉛、アルミニウム類、プラスチック、硬貨(溶けてしまいます)
書物、綿類(火葬時間が長くなります)
果物類(拾骨の際に異臭を発します)
骨あげ
収骨には竹ばしを用い、二人一組で一片ずつ相バサミで骨壷に納めます。
足元から順に腕、腰、背、肋骨へと拾い、最後に頭部を骨壷に納めます。
のど仏の骨は最後に故人様と最も縁の深い二人が拾います。(崩れやすいため、火葬場の係員が行うこともあります。)
ご遺骨は桐箱に納め、喪主が両手で下から抱えるように持つようにします。
香典返しのマナー
- 忌明け後(四十九日前)に届くよう、香典への返礼として、挨拶状を添えて品物を贈ります。
品物の金額は、頂いた香典の1/3〜1/2程度が目安です。